不動産の登記と管理
建物の区分所有とは
建物を高層化して狭い土地を有効に利用するため、マンションやビルが多く建設されています。
このような場合、建物の一部(専有部分)について独立の所有権の登記ができることになっています。
建物の区分所有は、建物の一部(専有部分)と、廊下等区分所有者が共同で使用する所(共用部分)、それから建物の存在する敷地の利用権の三つから構成されています。
区分所有権は、規約に別段の定めがない限り専有部分と共用部分及び敷地利用権を切り離して処分することができないことになっています。
通常の建物の床面積は、壁その他区画の中心線で囲まれた部分の面積によりますが、区分建物の床面積は壁その他の区画の内壁線で囲まれた部分で定めることになっています。